動画えらびま専科

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「ブレイキング・バッド」

こんにちは、皆さん。今日は私が大好きな海外ドラマ「ブレイキング・バッド」について書きたいと思います。

 

 

ソフトシェル ブレイキング・バッド シーズン3 BOX(6枚組) [DVD]

このドラマは、末期ガンと宣告された高校の化学教師が、家族のためにお金を稼ぐためにドラッグの製造と販売に手を染めるという衝撃的なストーリーです。主人公のウォルター・ホワイトは、地味で冴えない教師から次第に冷酷で凶悪な麻薬王に変貌していきます。彼の異名は「ハイゼンベルク」というんですよ。物理学者のハイゼンベルクと同じ名前なんですね。化学者だったらダルトンでもメンデレーエフでも良かったんじゃないかと思いますが、まあそれはさておき。

 

このドラマは非常に評価が高くて、エミー賞やゴールデングローブ賞など多くの賞を受賞しています。主演のブライアン・クランストンさんは特に素晴らしい演技を見せてくれます。彼は以前、「マルコム in the Middle」というコメディドラマでお茶目な父親役をやっていましたが、その時とは全く違う雰囲気でウォルター・ホワイトを演じています。彼の表情や声や仕草がすごく迫力があって、見ているこちらもドキドキします。

このドラマはNetflixやスーパー!ドラマTVで観ることができます。全5シーズンで62話ありますが、一話一話が面白くて飽きません。ただし、暴力的なシーンやグロテスクなシーンも多いので、苦手な方は注意してくださいね。私も最初は血みどろの死体や溶けた死体を見て気分が悪くなりましたが、だんだん慣れてきました(笑)。それでもこのドラマはブラックコメディ的な要素もあって、笑える場面もありますよ。

私はこのドラマを観ることで色々考えさせられました。「自分だったらどうするだろうか?」「ウォルター・ホワイトは正義か悪か?」「家族愛と犯罪行為の間で揺れ動く心理とは?」「人間性と欲望と道徳と責任感と自己実現欲求の関係性とは?」等々…。「ブレイキング・バッド」というタイトル通り、ウォルター・ホワイトは道を踏み外しましたが、その背景にある理由や動機や感情を深く掘り下げて描いています。

私はこのドラマを観始めてから夢中になってしまって、毎日何話も観ちゃいます。でも残り少なくなってきたら寂しくなってきますね…。「ブレイキング・バッド」ファンの皆さんもそう思いませんか?最後まで楽しみつつも切なさも感じつつ…