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「英国王のスピーチ」

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こんにちは、映画好きのブロガーです。今回は、2010年に公開された歴史ドラマ映画『英国王のスピーチ』について紹介したいと思います。

英国王のスピーチ (字幕版)

 

この映画は、吃音に悩むイギリス国王ジョージ6世と、彼を治療した言語療法士ライオネルの友情を描いた感動作です。実話を基にしており、第83回アカデミー賞で作品賞など4部門を受賞しました。

映画のあらすじ

 

1925年、大英帝国博覧会閉会式で、ヨーク公アルバート王子は父王ジョージ5世の代理として演説を行いますが、吃音のために失敗してしまいます。アルバート王子は吃音を克服しようと努力しますが、どの医師も効果がありません。妻のエリザベス妃は、オーストラリア出身の言語療法士ライオネル・ローグに相談します。ライオネルは独自の手法でアルバート王子を治療し始めますが、王子は彼の無作法に反発します。しかし、ライオネルが録音した自分の滑らかな声を聞いたアルバート王子は、再び彼に治療を依頼します。

1936年、ジョージ5世が崩御し、兄のエドワード8世が即位しますが、離婚歴のあるアメリカ人女性ウォリス・シンプソンと結婚するために退位することになります。アルバート王子はジョージ6世として即位しますが、吃音は依然として深刻なままです。一方、ヨーロッパではナチス・ドイツが台頭し、第二次世界大戦が勃発します。ジョージ6世は大英帝国全土に向けて国民を鼓舞する緊急ラジオ放送を行うことになります。ライオネルはジョージ6世の側に付き添い、彼を励ましながら9分間の演説に挑みます。ジョージ6世は見事に演説をこなし、国民から大きな喝采を受けます。

 

映画の見どころは、コリン・ファース演じるジョージ6世の演技です。吃音やプレッシャーに苦しみながらも勇気と責任感を持って成長していく姿に感動します。また、ジェフリー・ラッシュ演じるライオネルとの友情も心温まります。ライオネルは王室の礼儀作法に反してジョージ6世を愛称の「バーティ」と呼びますが、それは彼と対等な関係でありたいという思いからです。ライオネルはジョージ6世の心の傷や不安を見抜き、時に厳しく時に優しく支えていきます。

 

とても良い映画なので、皆さんぜひみてくださいね!

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